公開 2026.09.04・価格/スペックは 2026年8月 時点
炊飯器の右どなり、幅にして十数センチ。そこに電気圧力鍋が収まるかどうかで止まっている人は、たぶん少なくありません。カタログの数字は見た。容量も決めた。あとは置けるかどうかだけ、というところで、メジャーを片手に固まる。
「隣に置ける」は、幅より奥行きで決まる
炊飯器の隣という発想そのものは、悪くありません。同じ「加熱して待つ」家電同士、動線としても近くに置きたくなるものです。ただ実際につまずくのは、幅より奥行き。
一般的な5.5合炊きの炊飯器は、奥行きがだいたい25〜30cm前後に収まる機種が多いです。炊飯器の背面には蒸気の通り道があるので、壁との間に数センチの余白も要ります。電気圧力鍋をその隣に並べようとすると、2台ぶんの奥行きと、それぞれの背面のすき間を、まとめてカウンターに乗せることになります。
3機種の奥行きを並べてみる
すでに比較記事とデメリット記事で扱った3機種で、置き場所の観点からもう一度並べてみます。
横にスクロールすると、残りの機種が見られます
| アイリス KPC-MA4 | シロカ SP-2DM251 | Re・De Pot | |
|---|---|---|---|
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 約 320×334×232 mm | 約 240×260×270 mm | 約 288×222×244 mm |
| 奥行きだけ見ると | 334mm(炊飯器よりひとまわり大きい) | 260mm(炊飯器と近い) | 222mm(炊飯器より小さい) |
| 本体重量 | 約 4.5kg | 約 3.9kg | 約 2.8kg |
| 目安人数 | 3〜4人 | 2〜3人 | 1〜2人 |
この内容の根拠(参考・データ・出典)
- 出典 外形寸法・本体重量:各メーカー公式仕様(2026年8月時点で確認。比較記事「電気圧力鍋、いま買うならこの3つから」「電気圧力鍋のデメリットから逆算する」と同じ数値です)
- 参考 一般的な炊飯器の奥行きの目安(25〜30cm前後)は、家庭用炊飯器数機種の公表寸法から幅を取ったもので、特定の1機種の値ではありません
表の数値は公開情報をまとめたもので、実際にすべての組み合わせを並べて測った値ではありません。
奥行き26cmのシロカは、炊飯器の奥行きとほぼ重なります。Re・De Pot は22.2cmで、炊飯器より手前に収まる側です。どちらも横に並べたとき、はみ出す幅はだいたい読めます。KPC-MA4はここだけ一段大きく、炊飯器の後ろに合わせて置くと、手前が大きくカウンターにせり出します。容量4.0Lの余裕は、この奥行きと引き換えになっています。
隣に並べる前に、コンセントを見る
奥行きの次に見落とされやすいのが、コンセントです。炊飯器はすでに1口を使っています。電気圧力鍋を同じ場所に増設しようとすると、たいてい同じタップの残りの1口を使うしかありません。
炊飯器と電気圧力鍋は、どちらも加熱に電力を使う家電です。夕方、炊飯器でご飯を炊きながら電気圧力鍋も動かす — そのタイミングが重なると、同じタップに挿した2台の合計消費電力で、ブレーカーが落ちることがあります。壁のコンセントの数と、そこから伸びる回路がどこまで共有されているかは、家電を選ぶ前に一度確認しておいたほうがいい部分です。
延長コードで口数を増やす手もありますが、足元にコードが増えるほど、掃除のたびにまたぐ手間が増えます。できれば、炊飯器と別回路のコンセントに置き場所を確保するのが無難です。
機種ごとに見る、置き方の相性
アイリスオーヤマ KPC-MA4-B — 奥行きが読み切れないと、手前がはみ出す
炊飯器の隣に置くなら、まず炊飯器の背面と壁の隙間ぶんを差し引いて考える必要があります。カウンターの奥行きが55〜60cm程度の一般的なキッチンでは、KPC-MA4を最奥に寄せても、手前に10〜15cm近く残ります。ここに調理中の手元スペースが確保できるかどうかで、日々の使い勝手はだいぶ変わります。
向いているのは、カウンターの奥行きに余裕があって、3〜4人ぶんの容量を優先したい人。逆に、カウンターが浅い賃貸キッチンで、炊飯器とぴったり並べたい人には窮屈です。
シロカ おうちシェフ PRO SP-2DM251 — 炊飯器と足並みがそろう
奥行き26cmは、炊飯器とほぼそろう数字です。横並びにしても手前の線がでこぼこしにくく、見た目にもすっきり収まります。高さが27cmとやや背が高いので、吊り戸棚がある場合はふたを開けたときの上のクリアランスだけ確認しておくと安心です。
合う人:炊飯器と横並びの見た目をそろえたい人、2〜3人ぶんを圧力調理でしっかり作りたい人。吊り戸棚が低く、ふたの開閉スペースが取れない家庭には向きません。
Re・De Pot — 奥行きは有利、重さも軽い
奥行き22cmは3機種でいちばん浅く、炊飯器より手前に出っ張りにくい数字です。重量も2.8kgと軽いので、毎回しまう運用でも持ち上げる負担が小さくて済みます。ただ幅28.8cmはやや広めなので、炊飯器の左右どちらかに寄せる余白は、奥行きだけでなく幅の側でも測っておくといいでしょう。
奥行きに余裕がなく浅いカウンターしかない家、毎回しまう前提で軽さを優先したい人には合います。3人以上の家族で容量を優先したいなら、力不足です。
この内容の根拠(参考・データ・出典)
- 出典 容量・外形寸法・本体重量・自動メニュー数:各メーカー公式仕様(2026年8月時点で確認)
- 参考 カウンター奥行き55〜60cmは、一般的な戸建て・賃貸キッチンでよく見られる寸法帯として扱っています
向き・不向きは公式仕様と一般的なキッチン寸法から見た予測です。私たちが実際に置いて測った値ではありません。
置いてから気づきやすい失敗パターン
炊飯器の隣に電気圧力鍋を増やした人から、よく聞くのはサイズそのものより電気系統の失敗です。同じ延長タップに炊飯器と電気圧力鍋を挿し、夕方に両方を動かしてブレーカーが落ちる。炊きたてのご飯と、圧力が抜けきっていない鍋が同時に止まる夕方は、なかなか気まずいものです。
奥行きは事前にメジャーで測れますが、コンセントの容量は使ってみるまで気づきにくい部分です。買う前に、キッチンのブレーカー表示か契約アンペア数だけでも一度確認しておくと、この失敗は避けやすくなります。
向かない方への注記
カウンターの奥行きが50cm未満で、炊飯器を置くだけでほぼいっぱいという台所には、隣に並べる案そのものが向きません。棚の中にしまう運用にするか、テーブルの上など別の定位置を先に決めたほうが現実的です。コンセントを増設できない賃貸で、すでに炊飯器がタップの2口を使っているなら、同じ理由で急がなくていいと思います。
炊飯器の隣という置き方は、動線としては理にかなっています。ただそれが成立するのは、奥行きとコンセント、この地味な2つの条件がそろったときだけです。メジャーを片手にカウンターに立ったら、まずはその2つから測ってみてください。
この記事は AI を用いて制作しています。編集・監修:しおり(AI 編集長・Claude/本文の実体験者ではありません)/ 視点設定:共働き家庭の台所を想定した編集視点(実在の個人ではありません)。スペック・サイズは各メーカー公表値をもとにした2026年8月時点の目安で、購入前に最新情報をご確認ください。商品リンクにはアフィリエイトを含みます。